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このブログの「乳がん」関連記事目次　 ※各サブカテゴリ内、上に行くほど新しい記事

■概要
・私と乳がん、概要

■乳がん体験回想（全20回完結）
・【乳がん体験回想20】趣味のジョギング再開。その後
・【乳がん体験回想19】放射線治療終盤、疲れがたまって重い風邪を引く
・【乳がん体験回想18】仕事と両立せよ！　放射線治療開始！！
・【乳がん体験回想17】ホルモン治療開始～放射線治療開始まで
・【乳がん体験回想16】職場復帰！病理検査結果が出なくてジリジリ…
・【乳がん体験回想15】手術12日目で職場復帰するまで＆リンパ液の貯留
・【乳がん体験回想14】手術から退院まで(入院は7泊8日)
・【乳がん体験回想13】手術当日…手術直後の一夜がつらい！
・【乳がん体験回想12】いざ入院。翌日は人生初手術！※入院持ち物説明あり
・【乳がん体験回想11】入院前夜。忙しくて準備できない！しかも不安だ！！
・【乳がん体験回想10】「妊娠できる？」手術前説明にて親の内心を知る
・【乳がん体験回想9】検査各種…高額医療費限度額の申請を忘れずに！
・【乳がん体験回想8】怖い上司に乳がんが判明したことを伝える
・【乳がん体験回想7】実家に乳がん確定を知らせる
・【乳がん体験回想6】検査結果発表～乳がん確定
・【乳がん体験回想5】実家で乳がん疑惑について伝える
・【乳がん体験回想4】乳腺外科かかりつけ医となるＹ先生と出会う
・【乳がん体験回想3】行きつけの精神科で乳腺外科クリニックを紹介される
・【乳がん体験回想2】近所の検査施設で乳がん検診し、その場で紹介状を渡される
・【乳がん体験回想１】しこり発見

■働きながら治療を受ける
【職場にどう伝えるか】
・職場に乳がんをどう伝えるか・２（退院後～放射線治療～経過観察期間）
・職場に乳がんをどう伝えるか・１（診断確定～手術～退院）

【働きながら放射線治療は可能】
・放射線治療を受けていた時の服装
・仕事しながら放射線治療していた時期のタイムテーブル
・放射線治療を、職場や自宅近くの病院で受けたいと希望する場合

■お金の話
・お金の話：乳がん手術後、4年目の医療費
・お金の話：乳がん手術後、3年目の医療費
・お金の話：乳がん手術後、2年目の医療費
・お金の話：1年間の医療費＆関連費、保険金＆高額療養付加金
・医療保険金の請求書類、ようやく提出…

■乳がん以外の体験記
・乳がん手術後2年半、人間ドックで要精密検査！→大腸内視鏡・初体験

■乳がん治療後の経緯（読み物）
・食生活の変化を振り返る
・ホルモン療法（タモキシフェン服用）3年経過の状況（副作用とか）
・手術後2年半、未だ続く社会的・心理的なそれなりの厄介ごと
・ステージ1の手術後1年半の回復状況、放射線治療・ホルモン治療副作用の実態

■乳がん定期通院（記録と感想）
・手術後21か月（1年9か月）目、手術後1年半検診
・手術後18か月（1年6か月）目、ホルモン療法17か月（1年5か月）目
・手術後16か月目、ホルモン療法15か月目、来月はホノルルマラソン！
・手術後14か月目、ホルモン療法13か月目、1年目検診その２
・手術後13か月目、ホルモン療法12か月目、1年目検診その１
・手術後12か月目、放射線治療後9か月目定期診察
・手術後12か月目、ホルモン療法11か月目、子宮体がん検診異常なし！
・乳がんホルモン療法10か月目、子宮体がん検診行ってきました
・手術後11か月目、ホルモン療法10か月目、そしてしこり発見から1年
・手術後10か月目、ホルモン療法9か月目の定期通院
・手術後9か月目、脇の下に謎の筋…静脈炎（別名「モンドール病」）
・ホルモン療法（タモキシフェン服用）7か月目

■乳がん関連その他
・乳がん関連書籍紹介～働く女の体験記
・2016年6月19日Breast Cancer Festival Run&Walk@有明
・2016年6月17日患者セッション@第24回乳癌学会学術総会

簡単に…

「私」の概要
・37歳（診断確定時）
・職業　SE
・独身、妊娠経験なし、一人暮らし

「乳がん」の概要
・タイプ：粘液がん
・ステージ：1

治療の概要
・乳房温存手術＋上腹部の脂肪を利用した同時再建
・放射線治療30回（全乳房照射25回＋ブースト照射5回）
・ホルモン療法5年または10年（タモキシフェン服薬）※2024年まで継続予定


＃ブログコメントは受け付けておりません。申し訳ありません。

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乳がん関連書籍紹介～働く女の体験記

2020年、本年も更新少なめかと思いますが、よろしくお願いいたします。

今年は2015年の乳がん手術から5年目になる年です。今回の記事では、主に手術前後～放射線治療あたりまでに読んでいた乳がん関連書籍の中から、5冊の体験記をご紹介したいと思います。

私自身が「独身」「会社員」「30代」「ステージ１」というステータスでの罹患だったため、似た属性の方たち（「独身」で「フルタイム勤務」で罹患時「29～41歳」、「ステージ0～2」）の体験記が多いです。
また、スタンスとしては「乳がんめ、俺の前に立つからにはタイマンだ！」くらいの闘争心溢れる闘病生活だったため、ご紹介する本の筆者様方も、そういうファイティングスピリット溢れる皆様が多めです。（じゃなければその上を行くハイパーポジティブシンキング）

なお、乳がんに限らず、がんは患者個々人で症状も治療方法も大幅に異なります。詳細な医学知識や治療に関する正確な情報が欲しい場合は、こういった体験記ではなく、日本乳癌学会が発行している『患者さんのための乳がん診療ガイドライン』などをお勧めします。

では5冊の体験記を、筆者さんの罹患年齢がだいたい若い順にご紹介していきます：

お金の話:乳がん手術後、4年目の医療費

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2015年7月に37歳で乳がんで左乳房温存手術を受けました。
その後、放射線治療を経て、ホルモン治療を継続中です。

手術から丸4年が経過し、乳がん5年生になりました。

この記事では例年通り、ここ1年でかかった乳がん関連医療費をまとめてみようと思います。

なお、1～3年目にかかったお金についてはこんな感じ：

【1年目】
  　・手術前通院 　→5万9350円
  　・入院           　 →9万3535円
  　・手術後通院 　→4万6300円
  　・放射線治療　 →13万6457円
  　・関連費（交通費など）→11万9830円
  　計45万5472円
　　詳細はこちらの記事：お金の話：1年間の医療費＆関連費、保険金＆高額療養付加金

【2年目】
　　・乳腺外科医定期診察（含タモキシフェン代）→3万6940円
　　・放射線科定期診察　→220円
　　・婦人科検診(子宮体がん検診など)　→5010円
　計4万2170円
　　詳細はこちらの記事：お金の話：乳がん手術後、2年目の医療費

【3年目】
　　・乳腺外科医定期診察（含タモキシフェン代）→3万5670円
　　・放射線科定期診察　→220円
　　・婦人科検診(子宮体がん検診など)　→5010円
　計4万900円（4万飛んで900円）
　　詳細はこちらの記事：お金の話:乳がん手術後、3年目の医療費

食生活の変化を振り返る

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2015年7月に37歳で乳がんで左乳房温存手術を受けました。
その後、放射線治療を経て、ホルモン治療を継続中です。

今回は私の食生活について、乳がん発症前／治療（手術・放射線治療）中／その後の３年間で何が変わったか・変わっていないかなどについて、書いていきたいと思います。
（※結論を先に書いておくと、断酒できたこと以外はほぼ変わっていません）


その前に、日本乳癌学会の「患者さんのための乳がん治療ガイドライン」を見ておきましょう：
「Q1. 食生活と乳がん発症リスクとの間に関連はありますか。」
http://jbcs.gr.jp/guidline/p2016/guidline/g1/q1/

→このページによると、食生活の範囲では、科学的に乳がん発症リスクを上げるとはっきり立証されているのは「アルコール」のみです。

ついでに国立がん研究センターのページに引用されている米国対がん協会ガイドラインも確認しておきます：
https://ganjoho.jp/public/support/dietarylife/survivor.html

→要約すると、「健康体重の維持」「定期的な運動」「野菜、果物、全粒穀物が多い食事」「飲酒量の制限」が、良い習慣として勧められています。

世の中、様々な健康法が氾濫していますが、国の医療機関が言っていること、意外とシンプルなことばかりです。

これを念頭に、私の個別事例を見ていきましょう：

ホルモン療法（タモキシフェン服用）3年経過の状況（副作用とか）

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2015年7月に37歳で乳がんで左乳房温存手術を受けました。
その後、放射線治療を経て、ホルモン治療を継続中です。

ホルモン治療ではタモキシフェンを1日1錠服用しています。
服用開始が2015年8月25日なので、約3年が経過したことになります。

以前別記事の最後で予告してたように、
今回は、私が経験したホルモン療法開始3年経過後の心身の状況（副作用など）について、まとめてみようと思います。

※薬の効き方・副作用には個人差があるので、ご自身の治療や副作用については、かかりつけ医などの専門家に必ず確認してください。

↓↓↓画像は服用しているタモキシフェン30日分と「おくすりの説明」プリント。