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2015年7月の乳がん手術、9~10月の放射線治療から1年も経ってようやく請求した医療保険(こくみん共済)。
書類を送ったその週のうちに、保険金(共済金)が振り込まれていました。
20代で社会に出た時に加入した一番お手軽なプランのままでの請求なので、額としては大したことありません。(掛け金が終身月2000円くらいのプラン)
■支払われた共済金
→計21万2700円
・入院:3000円×8日=24000円
・入院前通院:900円×7日=6300円
・入院後通院:900円×36日=32400円
・手術:150000円
おそらく、がん保険などに入っていた場合の方と比較して、かなり少なめです。
やはり定期的な保険の見直しは大事ですね。
では、使ったほうのお金は、どれくらいだったのか。
初診から、手術後1年目までの間に使った額をまとめてみましょう:
※限度額適用認定証を取得した上で、各窓口に提示して払った金額です。
※限度額適用認定証についてはこちら→全国健康保険協会のホームページへ
簡単に言うと、毎月窓口で払う医療費の最高額が、支払い時に抑制される制度です。
標準的な世帯で月当たりMAX8~9万くらいまでに抑えられます。
これを取得しなくても、あとから手続きすれば同じ額戻ってくるけど、そっちのほうが面倒くさい…
■手術前通院(※すべて保険自己負担3割)
→計5万9350円
・自覚症状後の検診(保険適用):750円
・かかりつけ医初診(細胞診&エコー):4210円
・かかりつけ医2回目(病名判明時):1880円
・かかりつけ医3回目(レントゲン&血液検査):4150円
・PET検査:28970円
・入院前検査:8150円
・MRI:9840円
・かかりつけ医4回目(手術説明):1270円
・入院前麻酔科説明:220円
■入院
→計9万3535円
・手術&入院8日間(大部屋):93535円
※限度額認定証が効いてますね!
■手術後通院
→計4万6300円
・退院直後かかりつけ医診察:1050円
・かかりつけ医診察(血液検査):3520円
・かかりつけ医診察(病理検査結果&タモキシフェン):2790円
・かかりつけ医診察術後2か月目(血液検査&タモ):4670円
・かかりつけ医診察術後3か月目(血液検査&タモ):3260円
・かかりつけ医診察術後4か月目(エコー&タモ):3790円
・かかりつけ医診察術後6か月目(血液検査&タモ):5360円
・手術後半年検診その1(腹部エコー&レントゲン他、+タモ):7330円
・手術後半年検診その2(乳房エコー&タモ):3160円
・かかりつけ医診察術後9か月目(診察&タモ):2080円
・かかりつけ医診察術後10か月目(血液検査&タモ):7210円
・かかりつけ医診察術後11か月目(診察&タモ)2080円
■放射線治療
→計13万6457円
・病院初診:850円
・シミュレーション:5060円
・放射線1回目:17850円
・放射線2回目~25回目:4260円
※ただし月末になってくると限度額認定証が効いて支払額減少
・ブースト照射シミュレーション:8530円
・放射線26回目~30回目:2820円
・皮膚炎の薬:360円
・治療後1か月検診:220円
・治療後半年検診:220円
ということで、純然たる医療費として窓口で支払った額は、
1年で33万5642円と言うことになります。
やはり安くはないですね(^^;
しかしながら、実は私の場合、ここから健保独自の制度である「高額療養付加金」が13万円ほど給付されています。
このため、窓口で支払った医療費は実質的に1年間で約20万円となります。
…まあ、どうにか共済金でカバーできる額です。
ところが、ここには出てこない関連費用と言うものがあります。
そう、交通費・手術用品・術後の事情に合わせた下着の買い替え、などです。
ついでに、どれくらいかかったか計算してみましょう。
■関連費用(※概算)
→計11万9830円!! これは意外と高い!!!
・入院セット:500円
・手術用品:5700円
・入院準備(お泊りグッズ的な):2200円
・退院後の下着買い替え:9000円
・交通費(入院前後通院):往復2500円×21回=52500円
・交通費(放射線通院):タクシー2260円×18回+電車185円×50回=49930円
…これでもしウィッグ代とかが必要だった場合、もっともっと関連費用は増えるわけですよね…。
いやあ、保険に入っておけとは言いませんが、イザというときに備えてのまとまったお金は、やはり必要ですね…。
とりあえず私の体感では、当座(事前検査~手術入院~退院後落ち着くまで)まず20万円を確保でき、手術+放射線治療+ホルモン療法の人なら全部で50万あれば最初の1年間はどうにかなりそう、といったところでしょうか。
(抗がん剤をやる人はさらに必要だと思いますので、別の方の体験談を探して参考にしていただきたいです)
ちなみにもし入院費が一括払いできない場合でも、多くの病院では分割払いに応じてくれるようです。
本気で困ったら、ローンに手を出す前に、病院に相談したほうがいいです。
ともあれ、私としては、新しい保険にも入りにくいカラダになってしまったので、自家保険(=貯金)をもっと手厚くしなければと決意を新たにする次第です。
以上、ご参考まで。
2015年7月の乳がん手術、9~10月の放射線治療から1年も経ってようやく請求した医療保険(こくみん共済)。
書類を送ったその週のうちに、保険金(共済金)が振り込まれていました。
20代で社会に出た時に加入した一番お手軽なプランのままでの請求なので、額としては大したことありません。(掛け金が終身月2000円くらいのプラン)
■支払われた共済金
→計21万2700円
・入院:3000円×8日=24000円
・入院前通院:900円×7日=6300円
・入院後通院:900円×36日=32400円
・手術:150000円
おそらく、がん保険などに入っていた場合の方と比較して、かなり少なめです。
やはり定期的な保険の見直しは大事ですね。
では、使ったほうのお金は、どれくらいだったのか。
初診から、手術後1年目までの間に使った額をまとめてみましょう:
※限度額適用認定証を取得した上で、各窓口に提示して払った金額です。
※限度額適用認定証についてはこちら→全国健康保険協会のホームページへ
簡単に言うと、毎月窓口で払う医療費の最高額が、支払い時に抑制される制度です。
標準的な世帯で月当たりMAX8~9万くらいまでに抑えられます。
これを取得しなくても、あとから手続きすれば同じ額戻ってくるけど、そっちのほうが面倒くさい…
■手術前通院(※すべて保険自己負担3割)
→計5万9350円
・自覚症状後の検診(保険適用):750円
・かかりつけ医初診(細胞診&エコー):4210円
・かかりつけ医2回目(病名判明時):1880円
・かかりつけ医3回目(レントゲン&血液検査):4150円
・PET検査:28970円
・入院前検査:8150円
・MRI:9840円
・かかりつけ医4回目(手術説明):1270円
・入院前麻酔科説明:220円
■入院
→計9万3535円
・手術&入院8日間(大部屋):93535円
※限度額認定証が効いてますね!
■手術後通院
→計4万6300円
・退院直後かかりつけ医診察:1050円
・かかりつけ医診察(血液検査):3520円
・かかりつけ医診察(病理検査結果&タモキシフェン):2790円
・かかりつけ医診察術後2か月目(血液検査&タモ):4670円
・かかりつけ医診察術後3か月目(血液検査&タモ):3260円
・かかりつけ医診察術後4か月目(エコー&タモ):3790円
・かかりつけ医診察術後6か月目(血液検査&タモ):5360円
・手術後半年検診その1(腹部エコー&レントゲン他、+タモ):7330円
・手術後半年検診その2(乳房エコー&タモ):3160円
・かかりつけ医診察術後9か月目(診察&タモ):2080円
・かかりつけ医診察術後10か月目(血液検査&タモ):7210円
・かかりつけ医診察術後11か月目(診察&タモ)2080円
■放射線治療
→計13万6457円
・病院初診:850円
・シミュレーション:5060円
・放射線1回目:17850円
・放射線2回目~25回目:4260円
※ただし月末になってくると限度額認定証が効いて支払額減少
・ブースト照射シミュレーション:8530円
・放射線26回目~30回目:2820円
・皮膚炎の薬:360円
・治療後1か月検診:220円
・治療後半年検診:220円
ということで、純然たる医療費として窓口で支払った額は、
1年で33万5642円と言うことになります。
やはり安くはないですね(^^;
しかしながら、実は私の場合、ここから健保独自の制度である「高額療養付加金」が13万円ほど給付されています。
このため、窓口で支払った医療費は実質的に1年間で約20万円となります。
…まあ、どうにか共済金でカバーできる額です。
ところが、ここには出てこない関連費用と言うものがあります。
そう、交通費・手術用品・術後の事情に合わせた下着の買い替え、などです。
ついでに、どれくらいかかったか計算してみましょう。
■関連費用(※概算)
→計11万9830円!! これは意外と高い!!!
・入院セット:500円
・手術用品:5700円
・入院準備(お泊りグッズ的な):2200円
・退院後の下着買い替え:9000円
・交通費(入院前後通院):往復2500円×21回=52500円
・交通費(放射線通院):タクシー2260円×18回+電車185円×50回=49930円
…これでもしウィッグ代とかが必要だった場合、もっともっと関連費用は増えるわけですよね…。
いやあ、保険に入っておけとは言いませんが、イザというときに備えてのまとまったお金は、やはり必要ですね…。
とりあえず私の体感では、当座(事前検査~手術入院~退院後落ち着くまで)まず20万円を確保でき、手術+放射線治療+ホルモン療法の人なら全部で50万あれば最初の1年間はどうにかなりそう、といったところでしょうか。
(抗がん剤をやる人はさらに必要だと思いますので、別の方の体験談を探して参考にしていただきたいです)
ちなみにもし入院費が一括払いできない場合でも、多くの病院では分割払いに応じてくれるようです。
本気で困ったら、ローンに手を出す前に、病院に相談したほうがいいです。
ともあれ、私としては、新しい保険にも入りにくいカラダになってしまったので、自家保険(=貯金)をもっと手厚くしなければと決意を新たにする次第です。
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兄貴ファン or まるこ
性別:
女性
職業:
なんちゃってSE。社畜です…
趣味:
まったり週末ランニング
自己紹介:
学生時代にお勉強させられた英語とかドイツ語とかを活用して、欧州サッカーとかジャパニメーションとか海外オークションとかで、貴重な余暇を非生産的につぶします。
時折走り、まれに勉強します。
2015年夏、乳がん(ステージ1)発症しました。
時折走り、まれに勉強します。
2015年夏、乳がん(ステージ1)発症しました。
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