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乳がんであることが確定したとき、30代後半の独身女SEとして真っ先に懸念事項に上がったのが、職場に乳がんのことをどう伝えるか。
私は、病名は直属上司と部門長(と人事部)にのみ伝えました。
20~30代と比較的若い男性の多い私の職場ではあまりにインパクトの強い病名なので、それ以外のメンバーへの公表は意識的に避けました。
私が休むことで仕事に影響を与える同じチームのメンバーたちには病名こそ言わなかったものの、「病気になってしまったので、検査や手術のため仕事を休む」と理由は大雑把に説明し、具体的な休み・遅刻・早退のスケジュールは詳細に共有するようにしました。
診断確定から退院までの、私の職場への相談・連絡のタイミングと内容は下記のとおり:
乳がんであることが確定したとき、30代後半の独身女SEとして真っ先に懸念事項に上がったのが、職場に乳がんのことをどう伝えるか。
私は、病名は直属上司と部門長(と人事部)にのみ伝えました。
20~30代と比較的若い男性の多い私の職場ではあまりにインパクトの強い病名なので、それ以外のメンバーへの公表は意識的に避けました。
私が休むことで仕事に影響を与える同じチームのメンバーたちには病名こそ言わなかったものの、「病気になってしまったので、検査や手術のため仕事を休む」と理由は大雑把に説明し、具体的な休み・遅刻・早退のスケジュールは詳細に共有するようにしました。
診断確定から退院までの、私の職場への相談・連絡のタイミングと内容は下記のとおり:
・診断確定後
乳がんの診断確定後(6月末日)、翌出勤日(7月初日)に直属上司に、休みを取るタイミングや期間の、その時の見通しを説明しました:
・近々、入院が必要で休みを取ること
・休みが7月下旬の2週間くらいの期間になる見通しだということ
・入院予定が確定するのは2週間後くらいになりそうだということ
・退院後も、数か月にわたって通院が必要となりそうなこと
・退院後の詳細は、手術後の検査(病理検査)結果次第ということ
・そして入院前も、検査でしばしば休みを取るであろうこと
(※病名は、上司が話の流れで突っ込んできた時点で答えました)
直属上司経由で部門長に連絡が行き、数日後に部門長から呼び出しを受けたので、1と同じことを説明しました。つまり、部門長にも病名は伝えたということです。
部門長経由で人事部にも連絡が行ったようです。人事部からは特に説明を求められなかったので、私からは何もアクションを起こしていません。人事部にも、病名は伝わっています。
・入院予定(手術日)が決まってから
手術日程が確定したころ、同じチームで私と特に密に仕事をしている同僚たちに、
・入院のため7月後半は休むということと、休み詳細日程のこと
・最近良く休むのは、入院前の検査のためであるということ
・上司には相談済みであるということ
…を雑談のついでに口頭で伝えました。彼らには病名は告げていません。
根回しができたところで、直属上司の了承を得て、同じチームの全メンバーに、休みの日程の詳細と大雑把な理由(「手術のため入院」)をメールで共有しました。前述のように、病名は言っていません。
部門長の判断で、お客様などの外部の方には何一つお知らせしていません。
ちょうど夏休み取得の時期でもあったので、恐らくみなさん「あいつ、長めの夏休み取っているな」くらいに思われていたと推測。
・入院後~退院してから
入院した後は、特に逐一の連絡は入れていません。
退院して予定通りの日程で出勤可能だと見通しがついた時点で、部門長と直属上司に連絡を入れました。
(※万一、手術後の回復が入院前見通しより遅れていたら、分かった時点で連絡を入れる約束はしていました)
なお、職場の復帰初日には、直属上司と部門長に対し、
・病理検査結果によって、今後の通院スケジュールが決まること
・病理検査結果が出るまでに1~3週間ほどかかること
・いずれにしても放射線治療の詳細な日程が決まり次第、休み・遅刻・早退について改めて相談させてほしいこと
を説明しました。
診断が確定した2015年6月当時、私がいたのは、2年続いていたシステム本番稼働を秋に控えていた結合テスト・総合テストが炎上して止まらない真っ最中のプロジェクト。
(※IT関係者なら、結合テストと総合テストを並行してやっている状況から、その炎上っぷりをお察しいただけることでしょう…)
とても、気軽に抜けられる雰囲気ではありませんでしたが、病気になってしまった以上、仕方ありません。
「いかなるスケジュールで治療を受け、いかにして復帰するのか」そのときそのときの見通しをはっきり会社に提示したことで、部門長たちに与えた困惑も最小限で済んだのではないかと思います。
また、仕事で影響を与える同僚たちには、不在予定の詳細をお知らせしておくことが、社会人としての仲間への配慮かなと思います。
何より大切なのは、「仕事を続ける」という本人の意志。
いずれ改めて記事にするつもりですが、
病気はお金がかかります。
また、家でじっとしていると、病気のことばかり考えてしまいます。
経済的な面からも、精神的な意味でも、
まず仕事は続ける前提で職場と調整してみることを、強くお勧めしたいです。
円滑な調整のためにも、
診断が確定して入院が必要と分かった時点で、まずは直属上司に一報を入れることから、
始めると良いと思います。
間違っても「入院日程が確定してから初めて職場に知らせる」などということのないようご注意を。
NEXT→職場に乳がんをどう伝えるか・2(退院後~放射線治療~経過観察期間)
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学生時代にお勉強させられた英語とかドイツ語とかを活用して、欧州サッカーとかジャパニメーションとか海外オークションとかで、貴重な余暇を非生産的につぶします。
時折走り、まれに勉強します。
2015年夏、乳がん(ステージ1)発症しました。
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2015年夏、乳がん(ステージ1)発症しました。
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