【サッカーW杯2018】ドイツ代表グループリーグ３戦感想

2年ぶりのドイツサッカー関連記事です。

最近ご訪問下さる読者の皆様はご存じないと思いますが、そもそもこのブログは、2006年までサッカードイツ代表正ゴールキーパーを務めていた

オリバー・カーン選手の追っかけファンサイト

として、私が2002年7月～2006年5月まで運営していた『漢・Olli兄貴の頁（おとこ・オリーあにきのページ）』の一時移転先として始まったものです。
（移転理由：当時の職場の関係者がガンダムの「ハマン・カーン」の情報を検索している間にたどり着き、内容からして私だと正確に洞察し、「ごめん、見つけちゃった…」と教えてくれたため）

カーン兄貴が引退した後も、主要なサッカーの大会（ユーロとW杯）では、未だに必ずドイツ代表を第一に応援しています。（正直、日本代表以上に応援しています）

今年も、開催中の2018年ロシアでのワールドカップを超！楽しみにしていたのですが…

結果は皆さま    ご存じの通り、まさかのドイツ、グループステージ敗退。

お前ら、東洋の島国（日本）ですら決勝トーナメントに出て善戦したっていうのに、前回王者の座＆コンフェデ杯の勝利にアグラかきすぎじゃね！？
ドイツに帰国する前に、全員シベリア一周走ってこい！（＞＜）／（無理）

…と言いたくなるような今回のドイツ代表の戦いっぷりを（テレビで）見た感想を、この記事でぶちまけてみようと思います。
（私も年を取ったので、往年ほどの激しさはございませんが…）

興味ある方はお付き合いください。

■グループステージ初戦　ドイツvsメキシコ　2018/6/18 0時～（日本時間）

久々のドイツ代表戦日本地上波ライブ中継！

序盤は良かったんですよ。
いい感じで攻めて、得点のにおいも感じさせて。

それがある時間帯から、メキシコのゴール前に、全くと言っていいほどボールが上がらなくなる…。

そしてメキシコのカウンターが速い！

メキシコがドイツゴールを狙うシーンが増えていき…。

気付いたら35分でメキシコの先制TOR!

ふっざけんなよー。

そしてここで個人的に解せないのが、レーヴ監督の采配。
前半で点を取られたのに、後半も10分以上過ぎるまで、全く交代なし！

後半に入って同じメンバーで調子が上がってきた！とかいうならまだしも、全然前半と変わらない調子で、ですよ。

3人目の交代枠を使い切ったのが80分過ぎ。

勝たないといけない試合でこの采配、遅すぎね？（＞＜？）
様子見過ぎとちゃう？？

そのままフラストレーションの溜まる時間帯が続き、終了間際にはGKのノイアーが前線まで上がってくるシーンも。

現役時代のカーン兄貴が痺れ切らしてゴール前まで上がってくるシーンも１回くらいは見たことあるけど、まさかノイヤーでも見ることになるとは思わんかったわー（＾＾；

しかしそんな捨て身の攻撃もメキシコには通じず、時間切れで、前回W杯王者であるドイツは黒星スタート。

…。

まあ、いいですよ。
まだ2戦あるし、ハーフタイム中にNHKの中継番組では、オリバー・カーン兄貴、現役時代の大活躍の映像が流れていたから♪



日韓2002年大会から、引退する2006年大会までの名シーンの数々がダイジェストで♪
↓↓↓


あとから振り返ってみると、今大会ドイツ代表の試合を見ていて、唯一の収穫がこれだった、という…。


■グループステージ第2戦　ドイツvsスウェーデン　2018/6/24 3時～（日本時間）

翌日にTOEICを控えつつ、一度22時ごろ床に付き、気合で午前3時前に起きました。

眠い目をこすりつつもドイツ国歌を選手とともに、テレビの前で斉唱し、いざキックオフ！

しかし。

Unsere Jungs（我らの若人たち）は、数日前のメキシコ戦と変わらぬ悪い動きっぷりです。

全然シュートが入らない～♪（←やけ気味に歌ってみる）

前がかりになりながら全然得点につながらないもどかしい前線と、相手のカウンターに翻弄されまくる守備陣という、数日前の再現としか言いようのない試合展開の中、32分と言うこれまたメキシコ戦と似たような時間帯でスウェーデンの先制TOR!

うわー、今のドイツで、ここから勝てる気がしねーわー（＞＜）

ドイツ代表応援もドイツサポとして重要なタスクですが、TOEICはTOEICで英語学習者として手を抜けないイベントです。ここはもう、気持ちを切り替えてTOEICに備えて寝ることにしました。

…翌朝。

ネットで一応結果を確認したところ…

おおお、ドイツ２－１で勝利！！
アディショナルタイムで、なんと、劇的な逆転勝利を果たしているではないですか、ドイツ！

さすがです！

これぞゲルマン魂です！！

「そうそう、こういうことができるからドイツなんだよね♪」と私は喜びました。

喜んだのです。

…

喜んだのに。

喜んだのに。


■グループステージ最終戦　ドイツvs韓国　2018/6/27 23時～（日本時間）

自力での決勝トーナメント進出の可能性をそれなりに残しながら、いよいよ第３戦です。

格下の韓国相手とはいえ、W杯で油断は禁物！

余裕を見せつつ戦うドイツ代表。
それはいいのですが、なかなか点が入りません。

まーでも、スウェーデン戦で調子上げただろうから、後半になったら得点入るよ…。

しかし時間はジリジリと０－０のまま進行。

そして、アディショナルタイムで先制点を入れたのは、なんと韓国のほう。

おいおい、そいういうの、ドイツのお家芸なんじゃなかったっけ…？

メキシコ戦同様、GKノイヤーも前線に出てきて全員で攻撃！

っていうか、またかよ！！（＞＜）

最近は「GKは11人目のフィールドプレイヤー」とか言われてるけど、ホントにGKにフィールドプレイさせちゃだめだろう！

何のための役割分担なんだよ！！（＞＜）

非常識にもほどがある！！（＞＜）/

そして案の定、そこを突かれて、無人のゴールに韓国の２点目！

…ああもう、現実を受け止められませんorz

くそぅ、韓国、いっそのこともう１点くらいもってけ、ドロボウ！　大出血サービスじゃ！！（＞＜）

残念ながら？韓国の３点目が入ることなく、試合はアディショナルタイムあわせて９６分、０－２で韓国勝利。

Unsere Deutsche Jungsは、グループリーグまさかの最下位。

ドイツ代表の２０１８年W杯は、ここで終了しました…。

ま・ぢ・かー…（絶句）。

……。

…。


いやー、短い大会だったわー（遠い目）。

2004年のユーロでグループリーグ敗退したとき以来の短さでないだろうか。

あのときも不甲斐ない感じ満載のドイツ代表でしたが、今回はそれをよく思い出させてくれる、フラストレーションの溜まる大会でしたよ！
こんちくしょうめ！（＞＜）/

今回の素晴らしい（反語）ドイツ代表の戦いっぷりに対しての、
カーン兄貴のコメントがヤフーにも載っていました：
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180628-01655662-gekisaka-socc

元ドイツ代表GKのオリバー・カーン氏が、ロシアW杯でグループリーグ敗退の憂き目に遭った同国代表に苦言を呈している。ドイツ『キッカー』が伝えた。

 　前回大会の王者ドイツは勝てば決勝トーナメント進出が決まる状況で最終節の韓国戦を迎えたが、無得点のまま時間が経過。後半アディショナルタイムに2失点を喫し、0-2の敗戦によりグループリーグで姿を消すことになった。

 　過去4度の優勝を誇るドイツにとっては初のグループリーグ敗退という歴史に残る汚点。カーン氏は「代表のユニフォームの袖を通すという意味は、非常に重いものだ。そもそもこのチームに根幹となるものが見受けられない」と糺弾している。

 　そして「最後の試合になるかもしれない危機的状況のなかで、あんなにも人間味のない無機質な姿で、プレーをし続けていたことは全くもって理解に苦しむよ」と、戦う姿勢を感じられなかったと嘆いた。

…

もっと言ってやってください、カーン兄貴！（＞＜）

やっぱり、エッフェンベルグ親分や、カーン兄貴や、シュヴァインシュタイガーみたいな『闘将』がいないと、男の集団と言うのはダメなのだろうか（ ＝ ＝）

とりあえずレーヴ監督にはご退任いただいたほうがいいと思う…。
…

ともあれ。

次にドイツ代表の試合がライブで日本のテレビに映るのは、恐らく2年後のユーロ2020！
ユーロ2020は、なんと欧州12か国で分散開催する大会らしいですね。
大会運営は大変そうですが、ユーロ圏の団結力に興味があります！

まー是非ともドイツ代表には、それまでに立ち直っていただいて、まともな戦いを見せてもらいたいものです！
いやほんとに。

…

以上、7月5日現在、まだまだ決勝トーナメントの熱い戦いが続いている2018年ロシアW杯に対する、ドイツ代表サポーターの感想でした！

適切なドイツ語の罵り言葉が出てこないのが悔しいぜ！（＞＜）/