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2月ももう下旬ですが、2018年初更新です。
2015年7月にステージ1の乳がんで左乳房温存手術を受けてから2年半が経ちました。
ホルモン療法(タモキシフェン服用)開始からも約2年半、
放射線治療完了からは約1年3か月経過したことになります。
昨年2017年の手術1年半経過時には、回復状況と、
まだ残っていた若干の身体的な困りごとについて書きました。
今回はそのとき「気が向いたらまた書く」と言っていた、
まだまだ残る社会的・心理的なそれなりの厄介ごとについて書いてみたいと思います。
その本題の前に、軽く現時点での身体的な回復状況についても書いてみましょう。
※初めての方は目次へどうぞ。
2015年7月に37歳で乳がんで左乳房温存手術を受けました。
その後、放射線治療を経て、ホルモン治療を継続中です。
今年(2017年)の秋にあった術後2年目検診も異常なくパスし、無事乳がん3年生になっています。
ご存じのように「がん」という病気は、一度経験してしまうと10年は要経過観察なので、まだまだかかりつけ医の定期検査と、タモキシフェン服用によるホルモン治療は続きます。
生活の一部として、気長に付き合っていくつもりです。
さて、以前、乳がんと診断されてから1年間の医療費・関連費用がいくらかかったかを記事にしました。
軽く復習すると私の場合、最初の1年間で:
【1年目の乳がん関連医療費】
・手術前通院
→5万9350円
・入院
→9万3535円
・手術後通院
→4万6300円
・放射線治療
→13万6457円
・関連費(交通費など)
→11万9830円
総計45万5472円
こんな感じでした。
抗がん剤をやっていないので、(これでも)比較的お安い感じで済んでいます。
あと、私の会社グループの健保独自の制度である「高額療養付加金」が支給されたので、医療費自体は1年間で約20万円くらいで済みました。
(痛かったのは関連費のほう…地方都市ゆえに、放射線治療に通うために使ったタクシー代が思ったより高くついた…)
では、本題。
2年目、つまり手術後1年経過~3年目突入までの1年間ではいくらかかったのでしょうか:
【2年目の乳がん関連医療費】
■かかりつけ乳腺外科医診察(含タモキシフェン代)
→計3万6940円
・手術後1年検診その1(腹部エコー&マンモ&レントゲン他+タモ):8840円
・1年検診その2(乳房エコー+タモ):3620円
・かかりつけ医診察術後16ヶ月目(採血&診察+タモ): 5180円
・かかりつけ医診察術後18ヶ月目(問診のみ+タモ): 1890円
・1年半検診その1(腹部エコー&レントゲン他+タモ):7980円
・1年半検診その2(乳房エコー&タモ):3620円
・かかりつけ医診察術後23ヶ月目(採血&診察+タモ): 5810円
うちタモキシフェン代は、私の場合おおむね12か月で1万円です。
(※診療明細書の点数から計算)
そして計算してたら、23ヶ月目の診察の時にタモキシフェン代を30日分余計に取られていることに気付いた。
次の診察時に返金してもらわねば…明細ってちゃんと見ないとダメね。
■放射線科診察
→計220円
・定期診察(診察):220円
不安になるほどの安さですが、大学病院で診察だけだとこのお値段なのかな?
経過良好とのことで、次に放射線科に行くのは1年後の2018年7月です。
忘れてしまいそうだ!(笑)
■婦人科検診
→計5010円
・子宮頸がん検診(健保独自の補助で実質0円):2000円
・子宮体がん検診(体がんのほうは補助なしなので全額負担):3010円
タモキシフェンを服薬していると子宮体がんになる確率が普通の人より上がるので、
かかりつけ医の指示で年に1回保険適用の検診を受けています。
頸がん検診のほうは、ま、ついでです(^^;
しっかし、痛いんだなこれがほんっと…
…ということで、2年目は、
総計4万2170円
かかりました。
1年目と比べると落ち着いていますね。それでもそれなりの出費ですが。
面倒くさいので交通費の計算はしていませんが、
交通費入れても6万は行かないかな…と言ったところです。
(かかりつけ医は都内で私が隣県県央なので、交通費往復2千円くらいかかるのですよ…)
ちなみにお金の話と言うと医療費控除の確定申告も大いなる関心事ですが、
今年の私の場合、集計期間を2017年内にズラして、他の医療費(メンタルとか歯医者とか)入れても、年間10万円は行かないです。
よって、医療費控除の確定申告は、私はやらない予定です。
あれもやろうとすると結構面倒みたいですね…申告予定の皆様、ファイッ!(><)
(と応援するくらいしか私には出来ません…)
※なお、私の場合、手術を受けた2015年は窓口支払いの医療費だけで20万円超えましたが、医療保険でほぼ同額を受け取ったため、医療費控除の申告はやりませんでした。
**********
そんなこんなで2017年最後の記事でした。
今年1年間、見に来てくださったみなさま、ありがとうございます。
特に、集中的に特定テーマを読み込んでくださっていった皆様は、まさに治療中か、治療を始めようとされている方々だと推測しています。
コメント欄閉じていますが(みなさんのリアルタイムな不安や心配を、適切に受け止められる自信がないので…)、ネットの海の向こうから、応援の念だけは常にお送りしています。
少しでも皆様のお役にたつ情報が見つかったなら、あるいは気晴らしのお手伝いになったら、幸いです。
更新頻度低いですが、来年もよかったらお付き合いください。
※この記事は2015年当時を回想して、2017年8月に書かれたものです。可能な限り当時の手帳・メモ・書類などを参照し、正確な日付・数字を記録するよう心がけています。
2015年7月に37歳で乳がんで左乳房温存手術を受けました。
【乳がん体験回想】では、当時のことを時系列で記載していきます。
前回までの記事:
【乳がん体験回想1】しこり発見
【乳がん体験回想2】近所の検査施設で乳がん検診し、その場で紹介状を渡される
【乳がん体験回想3】行きつけの精神科で乳腺外科クリニックを紹介される
【乳がん体験回想4】乳腺外科かかりつけ医となるY先生と出会う
【乳がん体験回想5】実家で乳がん疑惑について伝える
【乳がん体験回想6】検査結果発表~乳がん確定
【乳がん体験回想7】実家に乳がん確定を知らせる
【乳がん体験回想8】怖い上司に乳がんが判明したことを伝える
【乳がん体験回想9】検査各種…高額医療費限度額の申請を忘れずに!
【乳がん体験回想10】「妊娠できる?」手術前説明にて親の内心を知る
【乳がん体験回想11】入院前夜。忙しくて準備できない!しかも不安だ!!
【乳がん体験回想12】いざ入院。翌日は人生初手術!※入院持ち物説明あり
【乳がん体験回想13】手術当日…手術直後の一夜がつらい!
【乳がん体験回想14】手術から退院まで(入院は7泊8日)
【乳がん体験回想15】手術12日目で職場復帰するまで&リンパ液の貯留
【乳がん体験回想16】職場復帰!病理検査結果が出なくてジリジリ…
【乳がん体験回想17】ホルモン治療開始~放射線治療開始まで
【乳がん体験回想18】仕事と両立せよ! 放射線治療開始!!
【乳がん体験回想19】放射線治療終盤、疲れがたまって重い風邪を引く
****************
左乳房のビー玉大のしこりに気付いた私。
乳腺外科の診察を受けた結果、左乳房に「粘液がん」があるという診断が下りました。
2015年7月下旬に手術を受け、手術後12日目に職場復帰できました。
自宅の隣市の地域のがん診療連携拠点病院で30回にわたる放射線治療も、どうにか仕事と両立して無事完了。
その後は、毎日1錠のホルモン治療の薬を服用する、という日々を重ねて、もとの社畜IT戦士な生活に戻っています。
とはいえ、さすがにこれだけの経験を経ると、今までとは少し変わってきたこともあります。
※シリーズ最後に言いたいこと全部詰め込んだので、
ちょっと長いです…
※この記事は2015年当時を回想して、2017年8月に書かれたものです。可能な限り当時の手帳・メモ・書類などを参照し、正確な日付・数字を記録するよう心がけています。
2015年7月に37歳で乳がんで左乳房温存手術を受けました。
【乳がん体験回想】では、当時のことを時系列で記載していきます。
前回までの記事:
【乳がん体験回想1】しこり発見
【乳がん体験回想2】近所の検査施設で乳がん検診し、その場で紹介状を渡される
【乳がん体験回想3】行きつけの精神科で乳腺外科クリニックを紹介される
【乳がん体験回想4】乳腺外科かかりつけ医となるY先生と出会う
【乳がん体験回想5】実家で乳がん疑惑について伝える
【乳がん体験回想6】検査結果発表~乳がん確定
【乳がん体験回想7】実家に乳がん確定を知らせる
【乳がん体験回想8】怖い上司に乳がんが判明したことを伝える
【乳がん体験回想9】検査各種…高額医療費限度額の申請を忘れずに!
【乳がん体験回想10】「妊娠できる?」手術前説明にて親の内心を知る
【乳がん体験回想11】入院前夜。忙しくて準備できない!しかも不安だ!!
【乳がん体験回想12】いざ入院。翌日は人生初手術!※入院持ち物説明あり
【乳がん体験回想13】手術当日…手術直後の一夜がつらい!
【乳がん体験回想14】手術から退院まで(入院は7泊8日)
【乳がん体験回想15】手術12日目で職場復帰するまで&リンパ液の貯留
【乳がん体験回想16】職場復帰!病理検査結果が出なくてジリジリ…
【乳がん体験回想17】ホルモン治療開始~放射線治療開始まで
【乳がん体験回想18】仕事と両立せよ! 放射線治療開始!!
****************
左乳房のビー玉大のしこりに気付いた私。
乳腺外科の診察を受けた結果、左乳房に「粘液がん」があるという診断が下りました。
2015年7月下旬に手術を受け、手術後12日目に職場復帰できました。
放射線治療では仕事と両立するため、かかりつけ医に自宅の隣市の地域のがん診療連携拠点病院に紹介状を書いてもらいました。
2015年9月第1週からその病院で週5回×6週間にわたる放射線治療を受け始めたものの…いやはや毎日通うというのは無理ではないけど、なかなか大変だ(^^;)
※この記事は2015年当時を回想して、2017年8月に書かれたものです。可能な限り当時の手帳・メモ・書類などを参照し、正確な日付・数字を記録するよう心がけています。
2015年7月に37歳で乳がんで左乳房温存手術を受けました。
【乳がん体験回想】では、当時のことを時系列で記載していきます。
前回までの記事:
【乳がん体験回想1】しこり発見
【乳がん体験回想2】近所の検査施設で乳がん検診し、その場で紹介状を渡される
【乳がん体験回想3】行きつけの精神科で乳腺外科クリニックを紹介される
【乳がん体験回想4】乳腺外科かかりつけ医となるY先生と出会う
【乳がん体験回想5】実家で乳がん疑惑について伝える
【乳がん体験回想6】検査結果発表~乳がん確定
【乳がん体験回想7】実家に乳がん確定を知らせる
【乳がん体験回想8】怖い上司に乳がんが判明したことを伝える
【乳がん体験回想9】検査各種…高額医療費限度額の申請を忘れずに!
【乳がん体験回想10】「妊娠できる?」手術前説明にて親の内心を知る
【乳がん体験回想11】入院前夜。忙しくて準備できない!しかも不安だ!!
【乳がん体験回想12】いざ入院。翌日は人生初手術!※入院持ち物説明あり
【乳がん体験回想13】手術当日…手術直後の一夜がつらい!
【乳がん体験回想14】手術から退院まで(入院は7泊8日)
【乳がん体験回想15】手術12日目で職場復帰するまで&リンパ液の貯留
【乳がん体験回想16】職場復帰!病理検査結果が出なくてジリジリ…
【乳がん体験回想17】ホルモン治療開始~放射線治療開始まで
****************
左乳房のビー玉大のしこりに気付いた私。
乳腺外科の診察を受けた結果、左乳房に「粘液がん」があるという診断が下りました。
2015年7月下旬に手術を受け、手術後12日目に職場復帰できました。
放射線治療では仕事と両立するため、かかりつけ医にお願いして自宅の隣市の地域のがん診療連携拠点病院に紹介状を書いてもらいました。
無事、その病院でで6週間にわたる放射線治療を受けられることになりました。
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時折走り、まれに勉強します。
2015年夏、乳がん(ステージ1)発症しました。