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気が向いたので、新聞にされていた全文を原文で辞書片手に読んでみました。(実に久々の英文長文読解ですw)
良くも悪くも「アメリカ」という「国家の人格」がにじみ出ていて、語学&異文化オタクの血筋の人間としては、盛り上がる要素満載で興味深かったです。
文化的側面で「アメリカらしいなあ」と特に思ったのは3か所:
1.Ability to bend nature to our will
「人類を人類たらしめる能力」の『良いほうの能力』として 「想像力 」や「言語」と並んで、 「自然を、人の意志のもとに屈服させる能力(ability to bend nature to our will)」が挙がっていたこと。(日経新聞訳では「自然を従わせる能力」)
トラディショナル・ジャパニーズ・カルチャーにおいては、
「自然は八百万の神で、かつ神と人間は同等で、和をもって貴しとする」のが主流なので、こういう発言は出てきません(><)
さすが、アメリカ。
ハリウッド映画で、隕石をぶち壊しにロケットで人を送り込んだり(『アルマゲドン』『ディープインパクト』)、地球の核の対流を復活させるために地下数千メートルまで潜入したり(『ザ・コア』)する国は違います。
2.An ideal that extends across continents and across oceans
かの国が国是として依って立つ「天賦人権の実現という理想」について:
「この理想を実現することは難しいが、実現を努力する価値はある。そしてこの理想は、大陸・海を越えて実現されるべきだ」
…えーと、こういう考え方だから「考え方を押し付けるな!(><)」と反発する人々とあちこちで小競り合いが起こるんだろうなー…と改めて納得、という。
何とも言えずにベリー・アメリカンでございます。(※批判ではないです)
(いや、天賦人権の思想は近代以降の社会を成立させるにおいて極めて重要なファクターだし実現に向けて何の異論もないですが、こう、「べきだ!」という妥協を許さない強い強ーい意志、みたいなものが、実にかの国らしいなあと)
3.The gentle touch from a spouse over the kitchen table
「広島に立って我々は愛する人(家族)のことを思う。71年前の広島でも家族との時間があったのだ」といった文脈の中で挙がっていた「家族との幸せな時間」の具体例:
・「子供の笑顔」(smile from our children)
・「配偶者とのふれあい」(the gentle touch from a spouse)
・「父や母からの抱擁」(the comforting embrace of a parent)
2番目の要素は、日本人が書いた演説草稿なら、絶対挙がってこないよね。
しかも原文直訳は「テーブル越しの配偶者との暖かなふれあい」なもんだから、もうシャイな日本人にはこっぱずかしくって仕方ねえ!(><)(笑)
「親子関係」を家族の軸とする日本と異なり、「夫婦関係」を中心に家族が動いているカップル社会のアメリカ(欧州も同様)の家族観が何とも言えずににじみ出ていて、ちょっとほっこりします。
ちなみに日経の日本語訳は、後半のほう、微妙に一行まるごと削除されてる文章がありました。編集ミス?
あと、実家に置いてあった別の新聞の日本語訳とも比較しましたが、微妙な言い回しの差に、きっと翻訳者のセンスが出ていると思われ。平易な日本語だけど直訳ちっく、とか。
いやはや興味深い。
先週は手術後10か月目、ホルモン療法(タモキシフェン服用)9か月目の定期通院に行ってきました。
今月はタモキシフェンの処方と問診だけです。
前の記事で書いた、脇の下~上腕部の謎の筋「モンドール病」は、ほぼ治まりました。
注意深く触るとまだ筋の感触が残っていますが、あとは時間の問題でしょう。
ここまでくるのに、自覚してから2か月弱かかっています。
お医者さんの言うように、揉んだり引っ張ったりせず、静かに待つのが一番みたいですね。
10か月経って、手術の創(きず)はだいぶ回復してきました。
先月はまだ縫ったあとの凹凸が気になりましたが、
今は半分くらいなめらかに回復しています。
でも、見た目にはまだ、はっきり縫った後が赤っぽく見えます。
放射線治療の照射あとは、正直まだまだはっきり見えます。
(照射した領域が四角く、日焼けしたような皮膚の色になっています)
乳房部分切除後の同時再建で、私は上腹部の脂肪を移植してもらっていますが、手術直後~3週間くらいは歩くのも痛いくらいでした。
今はもちろん、痛くはありません。(違和感はあります)
なお、上腹部を触っても皮膚感覚がほとんどないという状態はずっとあって、今も続いています。
先月の定期通院の際、かかりつけの先生が「手術前の生活を取り戻せましたか?」と聞いてくれましたが、上記の身体の違和感を除けば「取り戻せました」と答えていいくらいになったかなと思います。
※おまけ
ホルモン療法9か月目現在の、副作用かもしれない症状:
・体温が常になんとなく高い(36.8~37.1度くらい。日常生活に影響なし)
・いわゆるホットフラッシュは、無い
・生理が遅れ気味(数日遅れで来るには来る)
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今、気になるのは少し前の記事に書いたように白血球数低下が続いていないかと、タモキシフェンがリスクを高める「子宮体がん、子宮内膜症」は大丈夫かどうか、
です。
白血球のほうは、2~3か月のうちにまた血液検査があるのでいいとして、子宮のほうは自ら婦人科の戸を叩かなければ、分かりようがありません。
しかし、婦人科に行った経験がゼロというわけではないですが、婦人科は少々敷居が高いのです…
でも多分、そのうち行きます。えーと、タモキシフェン服用開始1年が経過する前に…きっとたぶん…(←ゴールには明確な期日を設定せよという社畜的思想を応用)
【後日追記】行ってきました。→乳がんホルモン療法10か月目、子宮体がん検診行ってきました
2015年7月下旬の手術から9か月、
同8月のホルモン療法(タモキシフェン服用)開始から8か月が経ちました。
ここ数週間、手術した側の左腕を伸ばしたりすると、
脇の下の、上腕部寄りのところに、突っ張る感覚を覚えていました。
そのあたりを触ってみると、何やら筋のようなものがピンと張りつめている…
何これ。
腕の筋?
リンパ管??
まさか手術の糸がほつれてきた???(んなわきゃない)
ドキドキしながら、直近の定期診察のときに、
主治医の先生に質問してきました。
「これはモンドールと言ってね、一種の炎症です。
一か月くらいで消えるから。
揉んだり伸ばしたりは、しないでね」
帰宅して少しネットで調べてみたところ、
「モンドール病」あるいは「静脈炎」と呼ばれる症状のようです。
先生のおっしゃる通り、そっとしておくと治る性質のもののようです。
安心して経過を見守りたいと思います。
【後日追記】
モンドール病は2か月ほどで、治りました→手術後10か月目、ホルモン療法9か月目の定期通院
【さらに追記】
2か月後、上腕からヒジにかけて、新たにモンドール病が発生しましたorz→手術後14か月目、ホルモン療法13か月目、1年目検診その2
【追記の追記】
「さらに追記」のモンドール病は、発症から大体2か月で治りました。→手術後16か月目、ホルモン療法15か月目、来月はホノルルマラソン!
※蛇足:
ホルモン療法8か月目の副作用状況
→自覚があるのは生理周期が1週間ほど遅れること。
それ以外は特にありません。
(また白血球は下がっているかもしれないけど、今月は測っていないので不明)
※初めての方は目次へどうぞ。
昨日は、手術後6か月目の定期検査の結果説明を受けるため、
かかりつけの乳腺外科へ行ってきました。
なにしろ2月の東京マラソンでフルマラソン完走したくらいなので、
特段大きな問題はありませんでした。
ただ、気になることが一つあります。
それは、白血球数の低下です。
職場の健康診断でここ数年4000~5000ほどあった白血球が、
3000未満にまで減少しています。
乳腺外科の先生によると、
「タモキシフェン(ホルモン療法の薬)を飲んでいるからでしょう」だそうです。
私のホルモン療法も、すでに開始してから7か月目に入りました。
ホルモン療法の副作用については、ネット上でも色々と体験談が書かれていますが、
私はそれほど、生活に大きな支障となるような症状は、ありませんでした。
(これまでのところ、ですが)
白血球低下以外で、
ホルモン療法副作用かなと私が思った症状を一応、挙げておくと:
・服用開始1か月目に生理不順(1週間遅れた)
→しかし2か月目からは通常の周期に戻った
・服用開始3か月目くらいから、謎の微熱が続いた(37度くらいが3~4か月)
→しかし生活に支障はなかったし、東京マラソン前くらいから解消した
・服用開始6か月目に便秘(4~5日おきにしか出ない…)
→あまり気にならなかったが、東京マラソン中に困ると嫌だったので
大会前に乳腺外科で便秘薬(マグミット錠)をもらって一時解決。
マラソン後の現在は、自力で出せるよう、工夫中。
私の場合、
実は精神科・心療内科でも薬を1種類出してもらっているので、
上記の症状の中に、もしかしたらそれの作用も混在している可能性はあります。
上で挙げた以外に、
・いつのころからか謎の低血圧(高いほうが100を切る)
→というのもありますが、
これはおそらく精神科・心療内科のほうの薬の作用?かなと。
(精神科の先生に言われました)
まあ、気にしだすと色々出てきますが、冒頭にも書いたように何しろ
フルマラソンを5時間切りで完走して、
翌日から(筋肉痛を隠してw)平気な顔して社畜らしく深夜まで残業
とかできるような状態なので、
基本、大丈夫だろうと思っています。
とはいえ、無理はいけませし、過信もいけませんね。
感覚的な心身の調子にも、数字に表れる健康状態にも、注意を払っていくつもりです。
※その後白血球数は戻りました→ ホルモン療法3年経過の状況(副作用とか)
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時折走り、まれに勉強します。
2015年夏、乳がん(ステージ1)発症しました。