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このところ若手育成だの新人現場リーダーの心得だの、そんな本ばかり読んでいましたが、
それもひと段落したので、久々にシステム関連本をレビューして見ます。
・ 『ソフトウェアエンジニアリング講座1 ソフトウェア工学の基礎』 ITトップガン育成プロジェクト(日経BP)
AMAZONの商品ページはこちら。
2010年2月読了。
…この本を手にしたきっかけは、
職場の若者が社内の研修で「ソフトウェアエンジニアリング研修」とやらを受けることになったこと。
後輩に研修の感想を聞いて、質問して、フィードバックするに当たって、
話を振る私のほうに、基礎知識がないのはまずいよね、と思って、こそっと購入しました。
まー実際観てみたら、システム屋を何年かやっている人間ならどこかで聞いたことばかり書いてあったんですが、
「ああ、こーゆー知識体系のことを、世間ではを『ソフトウェアエンジニアリング(ソフトウェア工学)』っていうのね!」と合点が行きました。
くそぅ、脅かしやがって!(><。)(笑)
その、システム工学の知識体系のうち、
本書で解説しているのはこんな感じの項目たち:
■ SWEBOKに基づく知識領域(の一部)
・ ソフトウェア要求
・ ソフトウェア分析/設計
・ ソフトウェア構築(詳細設計、コーディング、品質・構成管理 etc)
・ ソフトウェアテスト
それに加え、関連知識としてこんな内容も:
■ ソフトウェアの歴史
・ プログラミング言語の発達
・ システムアーキテクチャの変遷
・ ネットワークの進化
■ ソフトウェアに関する法律
・ 著作権
・ 特許権
・ 開発の契約
プログラミング言語の歴史の部分なんかは、以前紹介した
『Javaでなぜつくるのか』を連想するけど、
こちらのほうがハードウェアの話も突っ込んで書いているので、
さらに広くこの世界の歴史をたどる上では、より参考になるかも。
ま、なにせ「基礎」なので、これを取っ掛かりに、
必要に応じて各分野を深掘りしていく…というのが正しい読み方でしょう。
すでに実務経験があり、広く浅く他の分野のことも知りたい人にもオススメしたいです。
(ホントの新人や学生さんには、確かにタイクツなだけかも…)
ちなみに、この本、
北大大学院で開講された「ITトップガン育成講座」(すげー名前^^;)の
内容をまとめたシリーズの1冊目(全4冊)だそうな。
執筆者、すなわち上の講座で講義した人たちの一覧には、
ギョーカイの有名どころの企業(日本I○M、マイク○ソフト、富○通ほか)の
偉い人っぽい方たちの名前が並んでおります(><)
私が学生だったら、こんな講義、怖くて受けられねえッ!(><)(笑)
…
なお、冒頭で述べた社内研修を受けてきた若手とは、研修の感想をヒアリングしている最中に、
なぜか「プログラムの著作権」というテーマで異様に盛り上がりました。
著作権法上は、ある言語のプログラムを別の言語に「翻訳」することを、
リアルの自然言語の「翻訳」と同じ扱いにしてるんだってよ。
知ってた? 知ってた?
(「COBOLをJavaに置き換える」みたいな案件、どうやってその辺をクリアしてるんだろうね~。謎。)
それもひと段落したので、久々にシステム関連本をレビューして見ます。
・ 『ソフトウェアエンジニアリング講座1 ソフトウェア工学の基礎』 ITトップガン育成プロジェクト(日経BP)
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2010年2月読了。
…この本を手にしたきっかけは、
職場の若者が社内の研修で「ソフトウェアエンジニアリング研修」とやらを受けることになったこと。
後輩に研修の感想を聞いて、質問して、フィードバックするに当たって、
話を振る私のほうに、基礎知識がないのはまずいよね、と思って、こそっと購入しました。
まー実際観てみたら、システム屋を何年かやっている人間ならどこかで聞いたことばかり書いてあったんですが、
「ああ、こーゆー知識体系のことを、世間ではを『ソフトウェアエンジニアリング(ソフトウェア工学)』っていうのね!」と合点が行きました。
くそぅ、脅かしやがって!(><。)(笑)
その、システム工学の知識体系のうち、
本書で解説しているのはこんな感じの項目たち:
■ SWEBOKに基づく知識領域(の一部)
・ ソフトウェア要求
・ ソフトウェア分析/設計
・ ソフトウェア構築(詳細設計、コーディング、品質・構成管理 etc)
・ ソフトウェアテスト
それに加え、関連知識としてこんな内容も:
■ ソフトウェアの歴史
・ プログラミング言語の発達
・ システムアーキテクチャの変遷
・ ネットワークの進化
■ ソフトウェアに関する法律
・ 著作権
・ 特許権
・ 開発の契約
プログラミング言語の歴史の部分なんかは、以前紹介した
『Javaでなぜつくるのか』を連想するけど、
こちらのほうがハードウェアの話も突っ込んで書いているので、
さらに広くこの世界の歴史をたどる上では、より参考になるかも。
ま、なにせ「基礎」なので、これを取っ掛かりに、
必要に応じて各分野を深掘りしていく…というのが正しい読み方でしょう。
すでに実務経験があり、広く浅く他の分野のことも知りたい人にもオススメしたいです。
(ホントの新人や学生さんには、確かにタイクツなだけかも…)
ちなみに、この本、
北大大学院で開講された「ITトップガン育成講座」(すげー名前^^;)の
内容をまとめたシリーズの1冊目(全4冊)だそうな。
執筆者、すなわち上の講座で講義した人たちの一覧には、
ギョーカイの有名どころの企業(日本I○M、マイク○ソフト、富○通ほか)の
偉い人っぽい方たちの名前が並んでおります(><)
私が学生だったら、こんな講義、怖くて受けられねえッ!(><)(笑)
…
なお、冒頭で述べた社内研修を受けてきた若手とは、研修の感想をヒアリングしている最中に、
なぜか「プログラムの著作権」というテーマで異様に盛り上がりました。
著作権法上は、ある言語のプログラムを別の言語に「翻訳」することを、
リアルの自然言語の「翻訳」と同じ扱いにしてるんだってよ。
知ってた? 知ってた?
(「COBOLをJavaに置き換える」みたいな案件、どうやってその辺をクリアしてるんだろうね~。謎。)
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プロフィール
HN:
兄貴ファン or まるこ
性別:
女性
職業:
なんちゃってSE。社畜です…
趣味:
まったり週末ランニング
自己紹介:
学生時代にお勉強させられた英語とかドイツ語とかを活用して、欧州サッカーとかジャパニメーションとか海外オークションとかで、貴重な余暇を非生産的につぶします。
時折走り、まれに勉強します。
2015年夏、乳がん(ステージ1)発症しました。
時折走り、まれに勉強します。
2015年夏、乳がん(ステージ1)発症しました。
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