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『実践アジャイル ソフトウェア開発法とプロジェクト管理』』山田正樹・著(ソフトリサーチセンター)
AMAZONの商品ページはこちら。
2009年7月末読了。
アジャイル開発の具体的な手法もだけど、R&D(研究開発)っぽい仕事のプロジェクト管理をどうすればいいんだろう、というモチベーションで購入しました。
(※システム分野外の人への解説: アジャイル開発は、「やってみないとできるかどうか分からない要素がめっさ多い」ようなアプリを作るのに適しているといわれているソフトウェア開発方法の総称です)
前半は、各種アジャイル開発法(XP、スクラム、クリスタル、FDD、適応型ソフトウェア開発、等々)のエッセンスを解説。
アジャイル開発の具体的な記事をまともに読んだのがこれが初めてなので、面白かったです。
初学者には分かりやすいと思う。
後半は、伝統的ウォーターフォールを前提としているPMBOKの考え方を、どこまでアジャイル開発のプロジェクトマネジメントにテーラリングできるかという試み。
知識エリアごとの各論は分かるけど、では総論でどうすればいいの?という話になると、著者が認めているように、まだまだこれから詰めていかないといけない段階。
残念ながら、その後この研究は続いていないらしく、著者のその後の刊行物に、関連する本がない。
続きが読みたいなー(><)
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2009年7月末読了。
アジャイル開発の具体的な手法もだけど、R&D(研究開発)っぽい仕事のプロジェクト管理をどうすればいいんだろう、というモチベーションで購入しました。
(※システム分野外の人への解説: アジャイル開発は、「やってみないとできるかどうか分からない要素がめっさ多い」ようなアプリを作るのに適しているといわれているソフトウェア開発方法の総称です)
前半は、各種アジャイル開発法(XP、スクラム、クリスタル、FDD、適応型ソフトウェア開発、等々)のエッセンスを解説。
アジャイル開発の具体的な記事をまともに読んだのがこれが初めてなので、面白かったです。
初学者には分かりやすいと思う。
後半は、伝統的ウォーターフォールを前提としているPMBOKの考え方を、どこまでアジャイル開発のプロジェクトマネジメントにテーラリングできるかという試み。
知識エリアごとの各論は分かるけど、では総論でどうすればいいの?という話になると、著者が認めているように、まだまだこれから詰めていかないといけない段階。
残念ながら、その後この研究は続いていないらしく、著者のその後の刊行物に、関連する本がない。
続きが読みたいなー(><)
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2006年購入も、長らく放置w。
3年の歳月を経て、2009年6月20日読了。
Amazonレビューでも多くの人が言っているように、Javaの言語学習用のテキストではありません。
Javaがどういうふうにすごいのか、仕組みを解説してくれる良書です。
だから、ある程度何かしらのシステム開発経験がないと、面白くないかも。
開発にどっぷりつかってきた(※開発≠プログラミング)私には、もちろんおもろーでしたよ。
配属された職場が保守運用してた工場に、なんであんなにたくさんの種類のコンピュータがあるのか、答えがやっと分かった気がします…
答:歴史的必然…orz
自分の理解度と照らし合わせて、初心者AP屋が「なぜシリーズ」を読む順番としては、やっぱりこれで正解だったみたい:
『コンピュータはなぜ動くのか』
↓
『プログラムはなぜ動くのか』
↓
『Javaでなぜつくるのか』
参考に。
2006年購入も、長らく放置w。
3年の歳月を経て、2009年6月20日読了。
Amazonレビューでも多くの人が言っているように、Javaの言語学習用のテキストではありません。
Javaがどういうふうにすごいのか、仕組みを解説してくれる良書です。
だから、ある程度何かしらのシステム開発経験がないと、面白くないかも。
開発にどっぷりつかってきた(※開発≠プログラミング)私には、もちろんおもろーでしたよ。
配属された職場が保守運用してた工場に、なんであんなにたくさんの種類のコンピュータがあるのか、答えがやっと分かった気がします…
答:歴史的必然…orz
自分の理解度と照らし合わせて、初心者AP屋が「なぜシリーズ」を読む順番としては、やっぱりこれで正解だったみたい:
『コンピュータはなぜ動くのか』
↓
『プログラムはなぜ動くのか』
↓
『Javaでなぜつくるのか』
参考に。
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2007年購入、読み始めるも途中挫折。
心を入れ替えて2008年秋初回読了。
レビューするにあたり、2009年6月11日再読了。
プログラマのバイブル。
プログラミング技術を磨くのもいいが、職業プログラマなら、とにかく1回読め!!…という内容。
パソコン上で記述した、半角英数字の羅列のテキストファイルが、どうやってコンピュータを動かしているのか、その根本原理が平易な日本語で説明されています。
もっと正確に言うと、同シリーズの『コンピュータはなぜ動くのか』の3~4章にあたる、CPUとメモリの仕組みと使われ方に特に焦点を絞った内容。
読んだ後で、自分が組んでるプログラムを眺め、どのタイミングでどのデータがメモリやCPUに入出力されてるかイメージできたら最高でしょう。(私はそこまでは…)
いやーこの本は、私にはなかなかつらかった(^^;
そもそもまともなプログラミングをあまり経験していないなんちゃってSEなので、用語がまず分からんのよorz
でもそうも言ってられないので、部署が変わって(マネジメントだけでなく)技術的なことが重視されるようになって、頑張って読みました。
でも、今週また読み返してみて、1回目はやはり読んだだけで理解が十分じゃなかったと思ったね(^^;
概念が腑に落ちるのに、やっぱり時間かかるよ。
ま、しかし、この辺がクリアできると、周囲の関係者と話していても、一段深い議論が出来るだろうね。
私の特技?である外国語学習に無理やりなぞらえると、
プログラミング技術を磨くのが「単語量を増やす」ことにあたるなら、 本書にあるのようなプログラムの動作原理をハードウェアレベルから理解することは、「文法を体系的に理解する」ことにあたるんだろうね。
単語を数多く知らなきゃ外国語の読み書きも会話も不自由だけど、文法を知らなければいつまでも「なんとなく通じてる」レベルどまりだということ。
「なんとなく動くモノが書けます」じゃ、やっぱり心もとないです。
(と、偉そうに言ってみるw)
2007年購入、読み始めるも途中挫折。
心を入れ替えて2008年秋初回読了。
レビューするにあたり、2009年6月11日再読了。
プログラマのバイブル。
プログラミング技術を磨くのもいいが、職業プログラマなら、とにかく1回読め!!…という内容。
パソコン上で記述した、半角英数字の羅列のテキストファイルが、どうやってコンピュータを動かしているのか、その根本原理が平易な日本語で説明されています。
もっと正確に言うと、同シリーズの『コンピュータはなぜ動くのか』の3~4章にあたる、CPUとメモリの仕組みと使われ方に特に焦点を絞った内容。
読んだ後で、自分が組んでるプログラムを眺め、どのタイミングでどのデータがメモリやCPUに入出力されてるかイメージできたら最高でしょう。(私はそこまでは…)
いやーこの本は、私にはなかなかつらかった(^^;
そもそもまともなプログラミングをあまり経験していないなんちゃってSEなので、用語がまず分からんのよorz
でもそうも言ってられないので、部署が変わって(マネジメントだけでなく)技術的なことが重視されるようになって、頑張って読みました。
でも、今週また読み返してみて、1回目はやはり読んだだけで理解が十分じゃなかったと思ったね(^^;
概念が腑に落ちるのに、やっぱり時間かかるよ。
ま、しかし、この辺がクリアできると、周囲の関係者と話していても、一段深い議論が出来るだろうね。
私の特技?である外国語学習に無理やりなぞらえると、
プログラミング技術を磨くのが「単語量を増やす」ことにあたるなら、 本書にあるのようなプログラムの動作原理をハードウェアレベルから理解することは、「文法を体系的に理解する」ことにあたるんだろうね。
単語を数多く知らなきゃ外国語の読み書きも会話も不自由だけど、文法を知らなければいつまでも「なんとなく通じてる」レベルどまりだということ。
「なんとなく動くモノが書けます」じゃ、やっぱり心もとないです。
(と、偉そうに言ってみるw)
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2009年春読了。
新人ネットワークエンジニア&それ以外の分野のSE向け入門書。
たぶん、本書の内容が分かっていると、バリバリのAP屋でも、基盤屋さんとまともに話が出来ると思われます。
私自身には、それこそOSI参照モデルの7階層すら怪しい程度の人間なので、本書で始めてまともにネットワークの基礎を体系的に学びました…少なくとも学べた気がします。
仕組みだけでなく、基盤の実プロ具体的な進め方も、今回始めて知ったっす。
ネットワーク設計にも、APのウォーターフォール開発みたいな、基本設計~詳細設計~実装~テストに当たるフェーズがあるのねぇ。
直接関係ないけど、私の職場の走り仲間のお父さん方は、ほとんどが基盤屋さんです。
プロジェクトがらみで基盤の各種定義の申請とかに行って、基礎用語もよく分からないまま話に言って、しばしば出直しを食らったりとかしてたけど、ま、確かに本書の内容レベルのことくらい分かってなかったんだから、当然よねorz
ネットワークの知識補強が出来ただけでなく、
走り仲間のおっちゃんらの手の内を見切った気になれた、お得な一冊でしたw
2009年春読了。
新人ネットワークエンジニア&それ以外の分野のSE向け入門書。
たぶん、本書の内容が分かっていると、バリバリのAP屋でも、基盤屋さんとまともに話が出来ると思われます。
私自身には、それこそOSI参照モデルの7階層すら怪しい程度の人間なので、本書で始めてまともにネットワークの基礎を体系的に学びました…少なくとも学べた気がします。
仕組みだけでなく、基盤の実プロ具体的な進め方も、今回始めて知ったっす。
ネットワーク設計にも、APのウォーターフォール開発みたいな、基本設計~詳細設計~実装~テストに当たるフェーズがあるのねぇ。
直接関係ないけど、私の職場の走り仲間のお父さん方は、ほとんどが基盤屋さんです。
プロジェクトがらみで基盤の各種定義の申請とかに行って、基礎用語もよく分からないまま話に言って、しばしば出直しを食らったりとかしてたけど、ま、確かに本書の内容レベルのことくらい分かってなかったんだから、当然よねorz
ネットワークの知識補強が出来ただけでなく、
走り仲間のおっちゃんらの手の内を見切った気になれた、お得な一冊でしたw
『考える一族―カシオ四兄弟・先端技術の航跡』 内橋克人(岩波現代文庫)
『働くことは生きること』小関智弘(講談社現代新書)
『考える一族』2009年春読了。
『働くことは生きること』2008年晩秋~冬読了。
前回の記事で紹介した『計算機屋かく戦えり』を読む前後にあわせて読むと、「システム開発」とは「ものづくり」であるのだ、とさらに強く実感できます。
『考える一族』
『計算機屋かく戦えり』にも登場した、電卓でお馴染みのカシオ社創業者である樫尾4兄弟を題材にしたノンフィクション。
生粋の町工場職人の長男・忠雄、学者肌の発明家の次男・俊雄、フットワークの軽い営業マンの三男・和雄、大量生産向け設計のスペシャリストの四男・幸雄、そして彼らを育て上げた両親、一家の苦しい日々を支えた親戚…
それぞれの色彩は違えど、彼らの静かな情熱に圧倒されます。
『働くことは生きること』
「システム開発」とは少し離れます。
町工場で働きながら、作家として活動を続けた筆者の自伝。
イマドキのプログラマ諸氏にも通じる「職人魂」の源泉は、筆者のような市井の技術者から受け継がれてるものでしょう。
製造現場のシステム保守からこの世界に入った私には、行間に見え隠れする
筆者の「ブルーカラーのダンディズム」が、とても良く理解できました。
工学屋には馴染み深い精神だろうけど、異分野である理学屋、あるいは文系から転身してきた人には、開発現場・保守現場の「ことば」を、「頭」でなく「腹」で理解する助けになるやもしれません。
『働くことは生きること』小関智弘(講談社現代新書)
『考える一族』2009年春読了。
『働くことは生きること』2008年晩秋~冬読了。
前回の記事で紹介した『計算機屋かく戦えり』を読む前後にあわせて読むと、「システム開発」とは「ものづくり」であるのだ、とさらに強く実感できます。
『考える一族』
『計算機屋かく戦えり』にも登場した、電卓でお馴染みのカシオ社創業者である樫尾4兄弟を題材にしたノンフィクション。
生粋の町工場職人の長男・忠雄、学者肌の発明家の次男・俊雄、フットワークの軽い営業マンの三男・和雄、大量生産向け設計のスペシャリストの四男・幸雄、そして彼らを育て上げた両親、一家の苦しい日々を支えた親戚…
それぞれの色彩は違えど、彼らの静かな情熱に圧倒されます。
『働くことは生きること』
「システム開発」とは少し離れます。
町工場で働きながら、作家として活動を続けた筆者の自伝。
イマドキのプログラマ諸氏にも通じる「職人魂」の源泉は、筆者のような市井の技術者から受け継がれてるものでしょう。
製造現場のシステム保守からこの世界に入った私には、行間に見え隠れする
筆者の「ブルーカラーのダンディズム」が、とても良く理解できました。
工学屋には馴染み深い精神だろうけど、異分野である理学屋、あるいは文系から転身してきた人には、開発現場・保守現場の「ことば」を、「頭」でなく「腹」で理解する助けになるやもしれません。
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HN:
兄貴ファン or まるこ
性別:
女性
職業:
なんちゃってSE。社畜です…
趣味:
まったり週末ランニング
自己紹介:
学生時代にお勉強させられた英語とかドイツ語とかを活用して、欧州サッカーとかジャパニメーションとか海外オークションとかで、貴重な余暇を非生産的につぶします。
時折走り、まれに勉強します。
2015年夏、乳がん(ステージ1)発症しました。
時折走り、まれに勉強します。
2015年夏、乳がん(ステージ1)発症しました。
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